EU「米国並みに補助金提供」…9億ユーロでバッテリー企業の米国行き防いだ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.10 11:45
米国と欧州連合(EU)が再生可能エネルギー企業の誘致に向け「補助金戦争」を繰り広げる中で、ドイツが欧州最大の二次電池メーカーの工場を確保することになった。EUが昨年米国のインフレ抑制法に対抗して導入した欧州版インフレ抑制法を通じ補助金支給を承認したためだ。
ロイターとブルームバーグなどによると、欧州委員会は8日、ドイツ政府がスウェーデン企業ノースボルトの新しいバッテリー工場建設に支援しようとする9億ユーロ(約1424億円)規模の補助金支給計画を承認した。ドイツ政府はノースボルトに直接支援金と7億ユーロを払い、2億200万ユーロは保証金概念で支給することにした。EUのベステアー上級副委員長(競争政策担当)は「EUの補助金支援がなかったとすればノースボルトの投資は大西洋を渡っていっただろう」と話した。