韓日版エリゼ条約結べば韓日米3カ国共助が堅固になるだろう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.10 07:04
「韓日米3カ国の包括的協力体系が制度化し強固化しました」。昨年8月にキャンプ・デービッドで行われた韓日米首脳会議を終えた尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は帰国後初めての閣議で「3カ国がインド太平洋地域全般の自由・平和・繁栄を構築するのに寄与する汎地域協力体へと進むだろう」としながらこのように話した。3カ国が韓半島(朝鮮半島)を超えインド太平洋を合わせ、分野別では既存の北朝鮮の核対応を超え軍事・経済・科学技術など全領域で共助の範囲を拡大し、世界的に安保の番人になるという宣言に近かった。
わずか1年前だけでも緩い協力構造だった韓日米3カ国が最近北朝鮮の核対応以外に範囲を広げて共助を強化するのは、ロシアとウクライナの戦争と、イスラエルとハマスの戦争、中朝ロ密着など国際社会の安保秩序が根幹から揺らいでいるという危機意識が強まった結果だ。尹大統領は就任後7回にわたりに日本の岸田文雄首相と首脳会談を開催し両国関係改善と首脳間の信頼回復を同時に成し遂げた。