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韓国国防長官「北が挑発を続ければ『斬首作戦』訓練を考慮」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.19 09:01
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韓国の申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官が北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験発射に対し、「挑発を続ける場合、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を含む首脳部に向けた『斬首作戦』を訓練することも可能」と警告した。

申長官は18日、MBN「ニュース7」に出演し、「金正恩が最も恐れるという斬首作戦訓練や戦略資産の追加展開が可能か」という質問に対し「斬首(作戦訓練)について公開的に話すのは難しい」としながらも「2つのオプションを考慮している」と明らかにした。

 
続いて「きょう在韓米軍のホームページに韓米特殊戦部隊の訓練の姿が公開された。今週、韓米特殊戦部隊は空中機動、核心施設に対する襲撃、内部掃討訓練をしている」と伝えた。

この日、在韓米軍はX(旧ツイッター)を通じて、在韓米特殊作戦司令部所属のグリーンベレーとネイビーシールズが韓国特殊戦司令部などと共に2週間の連合訓練を実施したと明らかにした。

申長官は戦略資産の追加展開日程について「数日以内として協議している」とし「戦略資産展開による韓米訓練と韓米日訓練まで念頭に置いて協議中」と伝えた。

この日、申長官は北朝鮮が発射したICBMについて「飛行の面では成功」と評価した。申長官は「固体燃料を使用したICBM『火星18型』とみられる。飛行高度と距離、最高速度をみると7月に発射した火星18型と似ている」とし「液体でなく固体と見るのは3段ロケットを使用したため」と説明した。

ただ「最も重要な弾頭の大気圏再進入は検証が難しく、まだ完成していないと評価する。実際の武器になるには再進入が可能になるべきだが、そこまで達していない」と申長官は話した。

申長官は「北は自らの核高度化日程に基づき(挑発を)着々と進めている」とし「2021年1月に金正恩が自ら戦略武器5大課題を指示し、12月27日の第9回全員会議で成果を確実に見せるために(ICBMを)発射したとみている」と評価した。

北朝鮮の追加挑発の兆候については「核・ミサイル関連活動は継続している。韓米がそのような兆候を監視している」と明らかにした。

合同参謀本部によると、北朝鮮は17日午後10時38分ごろ東海(トンヘ、日本名・日本海)上に短距離弾道ミサイル1発を発射したのに続き、18日午前8時24分ごろ平壌(ピョンヤン)一帯から東海上にICBM1発を発射した。

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