「万里の拳」で米本土狙った北朝鮮…「韓米の核の傘突き抜ける」能力誇示(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.18 17:42
韓米の「核使用時には政権の終末」という警告に対する北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の回答は米本土への打撃が可能な「万里の拳」大陸間弾道ミサイル(ICBM)による挑発だった。前日に韓国全域を射程圏に置いた短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射してからわずか10時間ぶりだ。韓米が2回目の核協議グループ(NCG)会議で一体型拡大抑止、すなわち核の傘強化案を具体化することにした直後にこれ見よがしに韓米を狙った核弾頭搭載可能ミサイルを相次いで撃ったのだ。
韓国合同参謀本部によると、北朝鮮は18日午前8時24分ごろ平壌(ピョンヤン)近郊から東海上に向けICBM1発を発射し、直角に近い高角度で発射されたミサイルは約1000キロメートル飛行した後に東海(日本名・日本海)に落ちた。北朝鮮のICBM発射は今年に入って5回目、7月から約5カ月ぶりだ。