「米核戦争力運用に韓国が共同参加」 来年6月までに制度化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.18 09:57
韓国と米国は15日(現地時間)、ワシントン郊外の米国防総省で開かれた第2回核協議グループ(NCG)会議で、NCG終了時点を来年6月と提示した。米核戦争力の韓半島(朝鮮半島)運用に対する韓国の発言権保障案をそれまでに指針などとして制度化するということだ。来年11月の米大統領選挙に先立ち、韓米が約束の一貫性を担保するために一種の「安全装置」を設けたという評価が出ている。
大統領室の金泰孝(キム・テヒョ)国家安保室第1次長はこの日の会議後、記者らに対し「核戦略の企画と運用に関するガイドラインを引き続き協議し、来年半ばまでに完成させることで米国と合意した」とし「来年6月ごろが拡大抑止体制構築を完成させる目標時点」と伝えた。7月の最初の会議など今年2回の会議をし、来年6月ごろ開かれる3回目の会議でガイドラインを最終的に確認するという構想だ。