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世界へ向かう韓国防衛産業…未来型軌道歩兵戦闘装甲車、豪州と3兆ウォン規模129両輸出契約

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.12.09 10:39
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韓国の未来型軌道歩兵戦闘装甲車「レッドバック(Redback)」がオーストラリア大陸を走る。オーストラリアのセアカゴケグモの名前にちなんだレッドバックは、ハンファエアロスペースがオーストラリア輸出向けに企画した先端装甲車だ。

ハンファエアロスペースは8日、オーストラリアと3兆1649億ウォン(3480億円)規模の歩兵戦闘車供給本契約を締結したと明らかにした。これを受け、2028年までにレッドバック129両を納品することになる。レッドバックはハンファ側がオーストラリア市場進出のために開発した第5世代歩兵戦闘車両で、現地の作戦運用環境に最適化された機能と性能を備えているという評価を受ける。乗務員3人、戦闘員8人の最大11人が搭乗できる。1000馬力のパワーパックエンジンを搭載し、草原を時速65キロで走行でき、重量は42トン。

 
対戦車ミサイルを先に感知して迎撃する「能動防御体系」、戦車地雷に対応した特殊防護機能など新技術も適用された。さらに30ミリ機関砲と7.62ミリ機関銃、対戦車ミサイル発射が可能な「ハイブリッド砲塔」も搭載している。また熱像装備の探知を避けることができる一種のステルス装備の熱像偽装と、軌道に鉄でなく複合素材ゴム軌道を使用している。ゴム軌道は鉄製軌道と比較して走行騒音が小さく50%以上軽い。

レッドバックはまだ韓国軍は運用しておらず、今回が初めての輸出となる。オーストラリアにはK9自走砲に続いて2番目のに輸出となる地上装備だ。K9自走砲、K2戦車、FA50軽攻撃機などがすでに世界的に注目されている状況で、レッドバックがもう一つの「K-防衛産業」に加わるという意味がある。業界内外では「新たな道を開いた」という評価が出ている。韓国企業が輸出型として企画して海外先進市場に進出した最初の事例であるからだ。

オーストラリア装甲車事業に挑戦するかどうかを決めた2017年、内部では「可能性が低いのでは」という懐疑論があったが、翌年から韓国企業では初めてオセアニア地域の最大防衛産業展示会「ランドフォース2018」に参加するなど大きな決断が続いた。ハンファエアロスペース・オーストラリア法人(HDA)のリチャード・チョ社長は「図面1枚もなかった状況から果敢な投資で事業に参入した」と強調した。当時の有力候補だった独ラインメタルとコンソーシアム構成を推進していたハンファは、事業提案書提出締め切り直前の2018年下半期から単独事業参加に方向を転換した。

当時ラインメタルがコンソーシアム参加に否定的だったため、「それなら我々が製作しよう」という結論が出たという。その後、タスクフォース(TF)を構成して会社のすべての力量を動員し、最終候補の決定を1カ月後に控えた2019年8月に試製車両を完成させた。

最終候補に共に残ったのもラインメタルの「リンクス」だった。過去にオーストラリアの装甲車導入事業を受注したラインメタルが優勢だという見方が多かったが、ハンファが現地生産条件を提示して大逆転を引き出した。版図を覆したのは「パリパリ(速く速く)」納品する韓国のイメージも寄与した。レッドバックは豪ビクトリア州ジーロングに建設中のH-ACE工場で生産され、2028年までオーストラリア軍に段階的に納品される。H-ACEはハンファエアロスペースのオーストラリア型K9自走砲「ハンツマンAS9」と弾薬運搬車「AS10」を生産するところで、来年の完工を控えている。

ハンファエアロスペースは今回の契約で先端技術基盤の防衛産業が未来の成長動力になり国家戦略産業に成長すると期待している。米国と最高水準の安全保障協力関係を結ぶオーストラリアが要求する武器体系もグローバル最高レベルの性能であり、他国からもラブコールが続くと予想される。ハンファグループの金東官(キム・ドングァン)副会長は「混乱した国際情勢の中で韓国を代表する防衛産業企業としてさらに一歩前進した」とし「友好国の国家安全保障だけでなくエネルギー安全保障、海洋安全保障のための役割も引き続き探っていきたい」と述べた。

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