【コラム】「韓国防衛産業を誘致」 新たな機会の地、豪州…その裏に中国の脅威
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.03.13 15:33
シュウィーン。耳を刺すような轟音が響き、オーストラリア南部ビクトリア州メルボルンの空が瞬きをする間に2つに分けられた。数万人の観客が集まったアバロン空港を蹴飛ばすように上昇し、南半球の秋の空に鮮明な飛行雲を残したのは韓国産超音速航空機T-50B。計8機からなる韓国空軍特殊飛行チーム「ブラックイーグルス」のエアショーだ。太極マークの戦闘機が噴き出した青・赤・白の3色の煙が揺れ、2機の交差飛行の中で巨大な太極マークが空を飾った。30分間ほど行われた24件の高難度空中アクロバット飛行には拍手喝采が続いた。
5日(現地時間)、韓国女性記者協会主管の「インド太平洋安全保障戦略」取材のため訪問した「2023豪州アバロン国際エアショー」の現場。先月28日に開幕してこの日まで続いたエアショーは各国から約700社が参加した航空宇宙防衛産業展示会に合わせて開かれた。韓国航空宇宙産業(KAI)とハンファディフェンス豪州法人がそれぞれFA-50軽攻撃機と第5世代軌道型歩兵戦闘装甲車「レッドバック」の広報ブースを設置した。