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パルテノン神殿大理石を巡り葛藤…英・ギリシャ首脳会談が突然中止に

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.29 09:16
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「自分の立場が正しく、正当だと信じる人は、反対側の主張を決して恐れない」

28日(現地時間)、ギリシャのミツォタキス首相(55)がX(旧ツイッター)にこのように書き込んだ。英国のスナク首相(43)がこの日予定された会談をわずか数時間後に控えて突然キャンセルしたことを批判しながらだ。フィナンシャル・タイムズ(FT)などは「パルテノン神殿の大理石彫刻返還を巡る両国の葛藤のため、首脳会談が不発になった」と伝えた。

 
FTなどによると、英国総理室は会談を翌日に控えた27日に日程を中止するとギリシャ側に通知した。ミツォタキス首相の英国訪問に合わせて両首脳はロンドンで会う予定だった。ミツォタキス首相は「ガザ地区問題、ウクライナ戦争、気候変化、移民者問題など国際社会の主要課題を議論する機会を失った」として不快感を表わした。

外信は会談が不発になった背景には、パルテノン神殿の大理石彫刻を巡る両国の葛藤があったと分析した。いわゆる「エルギン・マーブル」と呼ばれるこの大理石は、2500年前パルテノン神殿の外壁上段を飾っていた163メートルのレリーフ彫刻の半分に該当する。19世紀初頭、ギリシャがオスマン帝国の統治を受けていた時期に英国外交官エルギンがこれを英国に持ち帰った。ギリシャは1832年オスマン帝国から独立した後、何度も還収を推進したが、英国に拒否された。このため現在パルテノン神殿の大理石はロンドン大英博物館とアテネ・アクロポリス博物館の2カ所に分けて保管されている。

今回の葛藤が本格化したのは、26日ミツォタキス首相がBBCのニュース番組に出演してからだ。大理石返還に対する議論に進展がないとし「もし作品『モナリザ』を半分に切り分けてフランス・ルーブル博物館と英国博物館に置いたら観客はその美しさを十分に鑑賞できるだろうか」と述べた。その後、英国総理室はスナク首相の代わりにダウデン副首相との会談をギリシャ側に提案したという。ギリシャ総理室はこれを拒否した。

ミツォタキス首相は2019年の任期スタート以来、数回にわたり大理石返還を要求してきた。昨年はイタリアがアフロディテあるいはアルテミスの足下の部分と推定される一部彫刻を事実上永久返還している。だが、英国はエルギンが合法的に大理石を購入したものであり、英国の所有権を認めない場合はレンタル不可能という強硬な立場を守ってきた。

63年、英国は大英博物館が彫刻品を他国に永久的に返還することを法で禁止した。スナク首相はこれまで大理石返還に対して「ギリシャ政府が大英博物館と議論する事項」としながらも法を改正するつもりはないと明らかにした。

第一野党である労働党はやや違った立場を見せている。FTは「労働党は融通性を発揮する準備ができている」と伝えた。労働党党首のスターマー氏はミツォタキス首相と会った後、「英国と重要な経済協力を行う欧州友邦の首相に会わないことは、英国が求める経済的指導力を発揮できないことを示す証拠」としてスナク首相を批判した。ニューヨーク・タイムズ(NYT)は「ギリシャとの外交的葛藤は経済沈滞と移民政策、保守党内分裂で困難を経験しているスナク首相にとってもう一つの障害物になるだろう」と伝えた。

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