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日本「広島原爆資料」のユネスコ世界の記憶の登録推進へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.29 08:18
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日本政府が「広島原爆の視覚的資料-1945年の写真と映像」をユネスコ「世界の記憶」の国内候補に選定した。

28日、朝日新聞と共同通信の報道によると、広島原子爆弾投下当時の惨状を示す同記録物は、写真1532点と映像2点で構成される。やけどをした被爆者、廃墟となった市街地の風景など原爆被害を伝える資料がほとんどだ。

 
人類史上初の原子爆弾が広島に落ちた1945年8月6日から同年12月まで27人と団体1カ所が撮影し、資料の相当数は広島平和記念資料館に常設展示されている。

広島市を選挙区とする岸田文雄首相は5月、主要7カ国(G7)首脳会議の期間中、各国首脳を平和記念資料館に招待して案内した。

記録物の世界の記憶への申請主体は、広島市とマスコミの朝日新聞社、中国新聞社、毎日新聞社、中国放送、NHK(日本放送協会)などだ。

各社は記録物について「被爆者の高齢化が進む中、戦争と核兵器の使用によってもたらされた惨禍を伝える1次資料として、過ちを繰り返さない各国政府と市民の努力に貢献することを期待する」と明らかにした。

同資料は原爆投下80周年になる2025年に世界の記憶に登録するかどうかが決まるものとみられる。

世界の記憶はユネスコが貴重な記録物を保存し活用するために価値のある世界の記憶を選定する事業だ。

原子爆弾が広島に投下された時、建物の一部が破壊された「原爆ドーム」は1996年に世界遺産に登録された。世界遺産は世界の記憶とは異なり、普遍的で優れた価値を持つ「不動産」遺産を対象としている。

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