【コラム】俳優パク・ソジュンの「5分」出演…マーベルの韓流冷遇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.15 11:04
俳優パク・ソジュンが出演した新作『マーベルズ』が北米でマーベルズシリーズ歴代最悪の週末成績を記録した。
俳優パク・ソジュンのファンから不満の声もあがる。出演分量が5分足らずだ。十分なキャラクター紹介もなしに歌で疎通する惑星の王子「ヤン」として登場し、あっという間にすれ違う。ニア・ダコスタ監督が「コロナ禍期間中に韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』(JTBC)を見て彼を選んだ」として韓流ファンを自任したことに比べ、がっかりだという反応だ。女優スヒョン(『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』)、俳優マ・ドンソク(『エターナルズ』)のマーベルシリーズの前作も「分量」が残念だった。
興味深いのは海外の反応だ。シンガポールメディアが「パク・ソジュンのマーベル出演時間、カップ麺ができる時間より短い」と不満をぶつけたと思えば、海外の韓流ファンサイトでは「マーベルがアジア人キャラクターを作る方式に腹が立つ」と言い立てた。反面、欧米メディアでは「マーベル新作に登場した俳優パク・ソジュンが誰なのか」と歓迎する雰囲気だ。米誌「フォーブス」「コライダー」が『パラサイト 半地下の家族』(2019)にも出演したスターだと紹介し、英国大衆文化誌「NME」は出演分量に対するパク・ソジュンのコメントを別途に扱った。