トコジラミ確認13件? 実際は300件だった…富川で数百匹の現場も=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.14 09:54
13日午前9時30分、京畿道城南市寿井区(キョンギド・ソンナムシ・スジョング)の旅館。旅館の依頼を受けたある防疫業者が1日に続いて2次防疫に入った。トコジラミ(南京虫)はキムさん(88)が7年間居住する部屋で今月初めに発見された。ベッドのマットと壁の間には小さな黒い排泄物とクモの巣に掛かったトコジラミの死体2匹が確認された。キムさんは「どこかで付いたのか、突然出てきたのか分からない」とし「1950年代にはトコジラミのない家はなかったが、米国製の薬を使用してから消えた。約70年ぶりにトコジラミを見た」と話した。
トコジラミ退治作業は3段階で進行された。高温の蒸気が出る機械を部屋の隅々にまで使用した後、トコジラミの特性に合わせて人の手が届かない隙間に殺虫剤塗布作業をした。続いてトコジラミ撲滅の最後の段階として燻蒸作業を行った。防疫業者のハン・ホ代表は「退治作業の前に最も重要なのが健康」とし「生活空間で害になる殺虫剤を無条件に噴射することはできず、スチームで撲滅した後、トコジラミが集まる隙間に薬をまき、最後に空間を密閉して燻蒸でトコジラミを窒息させるという3段階で防疫作業をする」と説明した。