技術練磨ばかりする韓国AI…「AI戦争シーズン2」英独に学べ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.13 07:33
世界的製薬会社が多い英国ではバイオ製薬産業でAIの応用が活発だ。先月19日に訪れたケンブリッジ大学ミルナー製薬研究所では世界的製薬会社とAIを活用した共同研究の最中だった。研究所傘下のAI研究センターを率いるハン・ナムシク教授は「学制間の融合研究の根が深い英国のバイオ製薬学界にAI技術を結合し、人類の難題を解決する物質の開発にスピードを出している」と話した。
英国は国民から遺伝子情報の寄付を受ける「バイオバンク」と全国民の医療情報データのAI技術の融合も狙う。アラン・チューリング研究所のサイモン・リーブ革新ディレクターは「AI技術発展にも英国ならではの強みを生かすことに集中する。研究所はAIと各産業をつなぐ一種の外交官の役割をする」と説明した。英国はまた、経済の80.5%を占めるサービス業、特に法律・金融のような知識サービス産業でAIを組み合わせている。最近人間の弁護士の介入なく契約書の検討から交渉、契約完了までできる世界初の法律補助AIも英国で開発された。ケンブリッジ大学の数学者が創業したスタートアップ、ルミナンスが7日に公開した「AIオートパイロット」だ。