北朝鮮の軍需工場「2つの戦争」で予想外の特需…「砲弾年200万発生産」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.06 07:38
すでに金正恩は「国防経済」という言葉まで作り出して武器増産を督励している。ロシアのショイグ国防相が北朝鮮を訪問した直後の8月初めに軍需工場を直接視察しながらだ。北朝鮮メディアはこれを異例に公開した。工場名はなかったが重要軍需工場が密集した慈江道(チャガンド)と平安南道(ピョンアンナムド)地域の可能性がある。
統一研究院のホン・ミン選任研究委員は最近発表した「北朝鮮金正恩の重要軍需工場現地指導分析」と題する報告書で、北朝鮮メディアが言及した武器と写真などを根拠に金正恩が江界トラクター総合工場、江界精密機械総合工場などを訪問したと分析した。各種ミサイルを生産する南浦(ナムポ)のテソン機械工場(中長距離ミサイル)、平安南道价川(ピョンアンナムド・ケチョン)の1月18日機械総合工場(ミサイルと戦車部品)なども訪問したとみた。