一息ついた中国経済…不動産市場不安は依然変わらず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.19 09:45
中国の7-9月期経済成長率は前年同期比4.9%で市場の期待を上回った。韓国政府の上半期不振・下半期反騰という「上低下高」の見通しが中国の回復傾向を根拠とする点で韓国経済にも朗報だ。だが不動産市場の低迷と投資萎縮が続けば韓国経済が薫風を感じるのは難しいという見通しが出ている。
中国経済の7-9月期成長は回復した消費の寄与が大きかったものと分析される。先月の小売り販売は1年前より5.5%増加し、市場見通しの4.5~4.9%を上回った。中国が内需活性化を試みて出した観光・消費促進政策が効果を出したと評価される。ここに10-12月期には国慶節連休と中国の最大ショッピング繁忙期となる光棍節がある。内需景気が回復傾向を継続する可能性が高いという分析が出ている。