中国政府がイスラエルとパレスチナの武装組織ハマスの間の戦争中に発生したガザ地区病院爆発惨事で大規模な人命被害が発生したことに対して強く批判した。

中国外交部は１８日、コメントを発表して「中国政府はガザ地区の病院に対する攻撃で多くの死傷者が発生したことに対して大きな衝撃を受けた。強く非難する」とし、犠牲者や負傷者に哀悼と慰労のメッセージを伝えた。

続いて「中国は即時休戦と戦闘中断を促す」としながら「民間人保護と人道主義的災難を避けるために最善を尽くさなければならない」と求めた。

これに先立ってガザ地区アル・アハリ・アラブ病院では１７日（現地時間）、大型爆発が起きて５００人余りの患者が死亡する惨事が起きた。

事故直後ハマスはイスラエルの仕業だと主張して非難を浴びせたが、イスラエル側はパレスチナの武装組織「イスラミック・ジハード」のロケット誤射による事故だと反論し、関連映像や録音などを公開するなど真実攻防が広がっている。

米国のバイデン大統領はこの日イスラエルを訪れて「病院爆発はイスラエルではない、別の方の仕業とみられる」と話した。