「米国は2つの戦場に対応できない」 中東に向かう目に笑うプーチン(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.11 10:37
イスラエルとパレスチナ武装勢力ハマスの紛争が激化する中、西側がロシアの動態把握に入った。パレスチナ自治政府の指導部は今回の事態解決のために近くロシアを訪問すると明らかにした状況だ。こうした中、フォーリンポリシー(FP)は9日(現地時間)、西側情報当局がハマスの奇襲攻撃の背後とみられるイランとの結束を注視していると伝えた。
現在のところロシアが今回の事態に物質的な支援をしたりイラン-ハマスのコネクションに関与したりした状況は捕捉されていないというのが、西側情報当局者の評価だ。しかしロシアがウクライナ戦争をきっかけに数千個のイラン製自爆ドローンを導入するなどイランと軍事協力を強化してきただけに、事態が悪化する場合は介入する可能性があるという懸念が強まっている。イスラエルがハマスを制圧した後、イランの核施設を空襲する可能性があるというシナリオが浮上しているからだ。