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<杭州アジア競技大会>「AG3連覇、最後の一歩」韓国サッカー代表、7日夜に日本と対戦

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.05 17:58
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韓国の男子サッカー24歳以下(U24)代表チームが杭州アジア大会優勝まで1試合を残すだけとなった。

黄善洪(ファン・ソンホン)監督率いる韓国代表は7日午後9時(韓国時間)に中国・杭州で宿敵日本と決勝戦を行う。韓国は2014年の仁川(インチョン)大会、2018年のジャカルタ・パレンバン大会に続く3大会連続のアジア大会金メダルを狙う。韓国はジャカルタ・パレンバン大会の時も決勝で日本と戦った。延長戦の末に韓国が2-1で日本を破って金メダルを獲得した。2014年の仁川大会では準々決勝で日本と対戦した。この時も韓国が1-0で勝った。過去23歳以下代表チーム単位での戦績は17試合7勝6敗4分けで韓国がわずかにリードしている。

 
ただし最近では状況が違う。韓国男子サッカーはこの2年半にA代表チームから年齢別代表チームまで5連続で0-3と惨敗した。そのうち1試合は黄監督チームの敗北だ。昨年6月のU23アジアカップ準々決勝で日本に0-3で完敗し自尊心を傷つけた。当時韓国代表チームにはイ・ガンイン、ホン・ヒョンソク、チョ・ヨンウクら今回の代表チームの主軸となる選手がいた。これに対し日本は当時韓国選手より2歳若いU21代表チームが参加した。杭州アジア大会決勝は黄監督チームには雪辱戦だ。

今大会の男子サッカーには1999年生まれ以下の選手が出場でき、ワイルドカード(24歳以上)を3人まで含められる。だが日本は2001~04年生まれの若い選手を中心にチームを構成した。ほとんどが日本のJリーグで活躍している。ドイツやブラジルで活躍する海外派が一部含まれている。Jリーグ鹿島アントラーズの指令塔を務めた大岩剛監督が指揮する。日本チームの最多得点者は3ゴールの内野航太郎だ。また、8人の選手にゴール経験があり得点ルートが多様で組織力が硬いと評価される。

代表チームキャプテンのペク・スンホは「いくら若くても日本は組織的にしっかりしており良い選手が多いチーム。『日本は最高戦力で来なかった』と言われるが、私たちはそう考えず謙虚に準備して最後の目標に向かって走って行く」と覚悟を明らかにした。

黄監督は現役時代にアジア大会での韓日戦で勝利の経験がある。韓国は1994年の広島大会準々決勝で開催国日本と対戦した。韓国の看板ストライカーだった黄監督はこの試合で決勝ゴールを含む2ゴールを決め3-2の勝利を導いた。黄監督は広島大会で実に11ゴールを決め得点王にまでなった。しかし金メダルを取ることはできなかった。日本を破った韓国は準々決勝でウズベキスタンに0-1で敗れた。黄監督が杭州で指導者として優勝すれば現役時代に達成できなかったアジア大会優勝の雪辱を晴らすことになる。

黄監督は再び韓日戦となる決勝戦に対し「理由を問わず勝たなければならない。最後の一歩が残ったが、全てを注ぎ込んで金メダルを取れるようにしたい。みんなで一致協力し最後の一歩を踏めるようにしたい」と意気込みを見せた。

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    2023.10.05 17:58
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    韓国は最近韓日戦で5連敗を記録中だ。[写真 大韓サッカー協会]
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