韓国野党代表きょう令状審査…「偽証教唆容疑まで、証拠隠滅の恐れ」vs「最大野党の代表が逃走するか」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.26 12:07
だが検察は、李代表が過去に捜査を避けるために逃走した前歴がある点を指摘する。李代表は自叙伝『李在明はやります』で、2002年の弁護士時代に検事詐称事件で警察の捜査を受けることになったが検問にかかり、弟のふりをして江原道(カンウォンド)一帯を転々とするなど2回にわたり逃走した前歴があると自ら明らかにしている。
したがって検察は証拠隠滅の懸念を強調するという戦略だ。検察は拘束令状請求書で▽自身の初めての城南(ソンナム)市長選挙運動を助けたロビイストのキム・インソプ氏との親密な関係を否定して▽サンバンウル対北送金裁判で李華永(イ・ファヨン)元京畿道副知事の陳述翻意と裁判記録流出に側近が介入した点などを令状請求書143ページのうち12ページにわたり詳細に指摘した。検察関係者は「証拠隠滅に組織的な勢力が介入したというのが検察の判断。最終受恵者である李代表が知らなかったというのは話にならない」と話した。