「高齢ホームレス、大恐慌以降で最多」米国ベビーブーム世代の没落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.21 12:00
かつて自動車修理工として働いていたベアトリーチェ・ヘレンさん(73)は最近米アリゾナのホームレス施設でマットレスにもたれて眠りにつく。昨年は高齢者施設で暮らしていたが、毎月の社会保障給与800ドルのうち600ドルを支払うのが厳しくなり街頭に出ることになった。彼はワシントン・ポストに「通りの糞尿から出る悪臭が我慢できない」と嘆いた。
ヘロンさんのように最近米国各地で1946~1964年に生まれ59~77歳のベビーブーム世代がホームレスに転落する事例が増え外信の報道が続いている。ワシントン・ポストによると、医療施設に送られるホームレスはまだ幸いで、健康悪化により道端で死亡するケースもあった。