주요 기사 바로가기

戦争の過去を乗り越えて密着する米国とベトナム(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.09.17 12:59
0
10~11日にベトナムを国賓訪問したバイデン米大統領が両国関係の格をこれまでの「戦略的パートナー」から2段階引き上げて最も高い段階である「包括的戦略パートナー」に格上げした。バイデン大統領は10日にベトナムの首都ハノイでベトナムの権力序列1位であるベトナム共産党のグエン・フー・チョン書記長と会ってこのように合意した。

米国はこれまで韓国、中国、ロシア、インドと、ベトナムは中国、ロシア、韓国とそれぞれ「包括的戦略パートナー」の関係を維持してきた。2国間関係に対する定義は友好関係が強い順に▽包括的戦略パートナー関係▽戦略的協力パートナー関係▽戦略的パートナー関係▽全面的協力パートナー関係▽相互信頼する包括的パートナー関係▽包括的パートナー関係だ。

 
最高水準である「包括的戦略パートナー関係」は政治・安保・外交・経済・文化交流など多様な分野で「戦略的協力パートナー関係」を超えて重要な(準)軍事同盟関係にある国が該当する。1975年に赤化統一を果たしたベトナムは1986年のドイモイ(刷新)政策を導入してから1991年に中国、1992年に韓国、1995年に米国とそれぞれ外交関係を正常化した。1995年には東南アジア諸国連合(ASEAN)、2007年には世界貿易機関(WTO)にも加盟した。こうしたベトナムの積極的な外交的動きに米国も地政学的重要性などを考慮してベトナムを引き入れようと努めてきた。

バイデン大統領は11日にはボー・バン・トゥオン国家主席とファム・ミン・チン首相とも会った。共産党一党独裁体制を維持するベトナムは共産党書記長を中心に国家主席(外交・国防)、首相(行政)、国会議長(立法)が権力を分散しており、彼らとの会談にも関心が集中した。

バイデン大統領はこの日、ベトナム首脳部と「投資・革新に向けた首脳会議」を開催した席で意味深長な発言をした。「両国はクラウドコンピューティングと半導体、人工知能(AI)などの分野で協力を深めるだろう。ベトナムは主要鉱物の供給元」と強調しながらだ。この発言は米国がAI崛起を狙う中国に対する先端半導体供給を防ぎ、これに対抗して中国は未来交通手段に挙げられる電気自動車バッテリーなどに必須のレアアース供給中断カードをちらつかす状況で出ておりさらに注目を集めた。

半導体分野の合意も目に付く。米国とベトナムは半導体パートナーシップを締結し関連協力を強化することにした。最近オープンAIのチャットGPTに半導体を供給し世界的に脚光を浴びている米半導体企業エヌビディアもベトナムとAI半導体関連協力を強化することにした。半導体パッケージング・テスト企業であるエムコテクノロジーはベトナムに16億ドルを投じて工場を作り来月稼動に入る予定だ。

これに対し国際社会では、バイデン大統領が今回の訪問でベトナムを中国に代わる新たな半導体供給先として育てるという意志を明確に示したと解説した。ベトナム訪問の最大の目的が対中牽制球を投げることを明確にした形だ。地理的に中国の南側に位置するベトナムとの関係を強化し対中包囲網をさらに引き締めたいという外交戦略もまたうかがえる。

戦争の過去を乗り越えて密着する米国とベトナム(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP