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韓国襄陽空港入国のベトナム人100人余り、一度に消えた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.27 09:36
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ノービザ入国制度を施行中の襄陽(ヤンヤン)国際空港を通じて最近韓国に入国してきたベトナム観光客100人余りの連絡が途絶えた。

25日(現地時間)、ベトナム現地メディア「VNエクスプレス」などによると、襄陽~ベトナム(ハノイ、ホーチミン)路線の航空機運航が始まった14日以降、江原道(カンウォンド)襄陽郡にある襄陽国際空港を通じて入国したベトナム人100人余りの連絡が途切れて失踪した状態だ。ノービザ観光制度を悪用した不法滞在ではないかとみられている。

 
ベトナム当局は旅行会社の協力を基に失踪者に対する身元情報の把握を急いでいる。ベトナム外交省のレ・ティ・トゥー・ハン(Le Thi Thu Hang)報道官は在韓ベトナム大使館が韓国当局と連絡を取っていて、捜索もサポートしていると明らかにした。失踪者が韓国に不法滞在することを防ぐために韓国政府にも協力する予定だ。

襄陽~ベトナム間の路線では最初の就航となったフライ江原の航空機18便をはじめ、ベトナム航空会社のチャーター機が6回運航した。だが、連絡途絶者が続出するとフライ江原は今月31日までベトナム路線を運航しないことにした。

襄陽国際空港ノービザ入国制度は6月から施行された。2023年江原世界山林エキスポ・2024年江陵青少年冬季オリンピック(五輪)開催を控えて地域経済活性化のために必要だという江原道の建議を法務部が受け入れたためだ。ベトナムとフィリピン、インドネシアは6月から、モンゴルは今月1日からそれぞれ施行に入った。該当国家の国民は団体観光形態で指定された旅行会社を通じてビザなしで最大15日間済州島(チェジュド)と江原道、首都圏をパッケージ商品で旅行することができる。

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