金正恩氏30分待ったプーチン氏「衛星開発助ける」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.14 07:43
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とロシアのプーチン大統領が13日にロシア極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で首脳会談をした。4年5カ月ぶりに会った両首脳は、米国が対北朝鮮制裁決議違反を警告した違法な武器と核・ミサイル関連技術取引に強い意志を示した。北朝鮮がロシアにウクライナ戦争に使う砲弾を支援し、ロシアは北朝鮮に先端軍事技術を提供する場合、数十年間続いた国連主導の国際安保体系と核拡散防止条約(NPT)体制が揺らぐ恐れがある。
金委員長はこの日の首脳会談冒頭発言で「ロシアは主権守護に向け神聖な戦闘を行っている。北朝鮮はロシアが帝国主義に相対して戦うことに常にともにする」と話した。また「われわれはプーチン大統領とロシア指導部の決定を全面的に支持してきた」と強調した。ロシアのウクライナ侵略戦争に対する全幅的支持であり、米国という「共通の敵」にともに対抗するという決意とみられる。ウクライナ戦争を米国との代理戦と認識するロシアに弾薬や砲弾など必要な戦争物資を支援するという意味としても解釈可能な発言だ。