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ロシア訪問の金正恩委員長「戦略的重要性」…全方向協力を予告

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.13 16:19
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が12日早朝、ロシア極東沿海州ハサン駅で開かれた歓迎行事で、露朝関係の「戦略的重要性」に言及しながらロシアとの全方向協力を示唆した。ウクライナ戦争で形成された新冷戦構図の中で両国間の密着を強化し、国防建設目標のほか経済計画まで達成するための橋頭堡を築くのではという分析が出ている。

朝鮮中央通信は13日、金正恩委員長が乗った専用列車が現地時間の12日午前6時にハサン駅構内に入ったとし、歓迎行事を伝えた。金委員長は「2019年に続いて4年ぶりにまたロシアを訪問することになりうれしく思う」とし「世界的な公共保健事態(新型コロナ)後の初めての海外訪問でロシアに来たのは、露朝関係の戦略的重要性に対するわが党と政府の立場を表す」と述べた。

 
北朝鮮はその間、社会主義友好国との外交関係で「戦略的協力」「戦略的意思疎通」などの表現を頻繁に使ってきた。ロシアとは両国間の「武器取引コネクション」が浮上して以降、「戦略戦術的協力」「戦略的協力・信頼」などの表現をより頻繁に使用し、両国間の密着を強調する姿だ。

金委員長は2019年4月に開かれた露朝首脳会談当時にも「戦略的意思疎通と戦術的協同」に言及した。当時はトランプ米大統領との2回目の首脳会談(ハノイ会談)が「ノーディール」に終わり、外交的孤立を迎えた中、伝統的な友邦国との協力を強調する方向に対外関係を新たに模索していた時期だった。しかしこの日の金委員長の発言は、両国間の武器取引を軸とする軍事協力だけでなく、経済協力・極東開発など全方向協力を念頭に置いた発言と推定される。

首脳会談に関して両国が「極東」「数日内」などあいまいな公式発表ばかりを出す状況でも、金委員長のロシア滞在期間が2019年2月の米朝ハノイ首脳会談(4泊5日)と同じか、さらに長くなるという見方が出ているのも、こうした解釈を後押しする。トランプ大統領との「核談判」ほどプーチン大統領との会談を重視しているということだ。

これに関連し、金委員長が10月の再打ち上げを明らかにした軍事偵察衛星関連協力のほか、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など相対的に不十分という評価を受ける核関連技術を確保する意志を表すというのが、専門家らの見方だ。

クォン・ヨンス元国防大教授は「北が衛星を軌道に乗せる発射体の技術はある程度確保したとみられる」とし「今回の会談で粗悪という評価を受けた衛星の光学監視能力を補完できる技術や装備を電撃的に確保する可能性を排除できない」と述べた。これは北朝鮮が保有するICBMと戦術核弾道ミサイルの脅威を高めると同時に、米国の戦略資産展開を識別および追跡する力量に直結するという点で、韓米の直接的な脅威になるという説明だ。

ロシア現地メディアのRBKは12日、政府筋を引用し、金委員長が16日にショイグ露国防相と会談する予定だと伝えた。これが事実なら、当初ニューヨークタイムズ(NYT)が金委員長一行がロシア滞在中に訪れると予想したウラジオストク港33番埠頭を電撃的に訪問する可能性もある。

金委員長が最近、海軍力の強化を強調する状況で、ウラジオストクにあるロシア太平洋艦隊を電撃訪問し、潜水艦をはじめ両国間の軍事協力を深く議論する可能性があるというのが、専門家らの分析だ。金委員長が強純男(カン・スンナム)国防相も同行させているため、両国間の連合訓練や軍事交流プログラムが具体化することも考えられる。一部では、ロシアが今回の会談を契機に現在運用していない原子力潜水艦を貸与する形式で北朝鮮を電撃的に支援するという見方も出ている。

経済分野に関する露朝間の議論も急進展する可能性がある。金委員長の随行員の中には内閣で建設分野を担当する朴勲(パク・フン)副首相と金正寛(キム・ジョングァン)国防第1次官が含まれているからだ。実際、ショイグ国防相は7月の北朝鮮訪問当時、「朝鮮人民軍(北朝鮮軍)は外部勢力の脅威を頼もしく防いでいるだけでなく、経済建設と人民の生活向上のための事業に積極的に参加している」とし「世界で最も強い軍隊」と称えた。

特にプーチン大統領が極東地域開発に注力しているだけに、極東開発省があるハバロフスクなどで関連議論を進めるという観測も出ている。北朝鮮の立場でも労働者の海外派遣は主な外貨稼ぎ手段の一つであり、極東地域内の各種インフラ建設に関する議論につながるのではと、専門家らは分析している。

IBK経済研究所のチョン・ユソク北朝鮮経済チーム研究委員は「北としては自分たちの主な収入源に浮上している暗号資産ハッキングに対して韓日米が強力な対応策を出している状況で、外貨稼ぎの窓口の多元化が必要な状況」とし「ロシア側が国連の対北制裁問題までテーブルに載せただけに労働者派遣問題も扱われるだろう」と話した。

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    ロシア訪問の金正恩委員長「戦略的重要性」…全方向協力を予告

    2023.09.13 16:19
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    写真は金委員長が2019年4月24日、専用列車でロシアと北朝鮮の国境地域にあるハサン駅に到着し、列車から降りる様子。[写真 ロシア沿海州州政府](中央日報日本語版)
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