「常識に欠けた芸能人」…歌手キム・ユナを狙って批判した韓国与党代表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.13 08:05
国民の力の金起炫(キム・ギヒョン)代表が「最近、あるバンドのメンバーが汚染処理水の放出後『地獄を考える』と言ったことを聞いて常識に欠けた芸能人が多すぎるのではないかと思った」とし、バンド紫雨林(ジャウリム)のメンバーキム・ユナを批判した。
金代表は12日、ソウル中区(チュング)の韓国観光公社で開かれた社団法人「文化自由行動」の創立記念シンポジウムで「文化界の利権を独占した少数特権勢力が特定政治・社会勢力と結託し、文化芸術界を扇動の前衛隊として使うことがこれ以上繰り返されてはならない」としてキム・ユナを狙った。また「自由のない文化は死んでしまった文化」とし「不当な権力に抵抗する闘士のふりをするが、北朝鮮の人権や北朝鮮住民の残酷な状況には一言も言わないなら、それは二律背反ではないか」と皮肉った。
そして、「なぜこのようなことが起こるのか。結局、いじめ、レッテル、利権を分け合うカルテルのためではないか」とし「繰り返されてはならない悪習」と強調した。