高麗「螺鈿箱」、日本から韓国に返還…800年経っても五色燦然
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.07 07:32
五色燦然たる螺鈿で刻んだ菊770本、玉に紐を通したように小さな円をつなげた連珠文1670個、蓋の枠を包みながら咲いた牡丹…。
800年の歳月をさかのぼって出会った螺鈿箱は高麗の光を存分に吹き出していた。6日、ソウル鍾路区(チョンノグ)の国立古宮博物館で開かれた高麗螺鈿箱還収記念記者懇談会でのことだ。この日、崔応天(チェ・ウンチョン)文化財庁長は「文化財庁長ではなく学者として目を疑うほど完璧な状態で残っていたと申し上げる」と興奮を隠せなかった。