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風邪薬を持ち込んで中国に入国した韓国人、突然「刑事立件」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.05 09:01
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最近、中国に入国する韓国人が持ち込んでいた一部の風邪薬から搬入が禁止された成分が含まれていることが見つかり、中国当局の強制調査を受ける事例が相次いでいる。

4日、駐中韓国大使館によると、韓国で処方を受けて調製した風邪薬や処方箋なしで購入可能な一般風邪薬を持ち込んで中国に入国する途中に薬から麻薬成分が検出され、韓国国民が刑事立件された事例があった。

 
中国は風邪薬に使われるエフェドリンやシュードエフェドリン、メチルエフェドリンなど成分に若干の加工過程を経れば向精神薬の製造が可能だとして搬入禁止品に指定しているためだ。

駐中韓国大使館は「中国ではエフェドリンやシュードエフェドリン、メチルエフェドリンの携帯量が少量でも刑事立件され、搬入禁止品の所持に疑われた時点から24時間内に一定場所に留置され、税関捜査部署の調査を受けるなど困難を強いられる」として注意を呼びかけた。

また「医薬品を持ち込んで中国に入国する場合、処方購入の際に麻薬成分が含まれているかを確認し、搬入禁止品が含まれていることが確認された場合には持ち込まないように注意する必要がある」とし「専門医療関係者などと相談した後にも持ち込まざるを得ない場合は、中国税関に事前に申告して必要な手続きを経なければならない」と説明した。

韓国大使館関係者は「韓国国民が無念な被害を受けないように関連領事の助力を続けていく予定」と明らかにした。事件・事故が発生した場合、外交部領事コールセンター(82-2-3210-0404)に連絡して支援を要請することができる。

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