相次ぎ訴えられた中国の反撃…来年から外国政府も被告の席に立たせる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.04 11:25
中国全国人民代表大会常務委員会が1日、「外国国家免責法」を初めて成立させた。法案が施行される来年1月1日から、中国裁判所は外国国家を被告とする事件を受理および判決できるようになる。中国外務省は今回の免責法の成立で、中国を狙って無罪と告訴を乱発している反中勢力に対して対等に反撃できる法的基盤を整えたと評価した。
中国は2021年6月、外国人を制裁できる「反外国制裁法」を施行し、7月にはスパイ行為の定義を大きく拡大した反スパイ法改正案を発効した。今回、外国国家を起訴できる法案まで成立させ、中国での司法リスクが加重される見通しだ。