「ヨウ素を摂取すれば放射能排出」香港・マカオでは塩買い占め騒動
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.28 08:12
24日に福島第一原発の汚染水放流が始まって以降、中国ECサイトで中国産水産物の販売が100%以上急増したことが分かった。また、中国では「ヨウ化カリウムを摂取すれば体内の放射能を排出してくれる」と信じられていて、関連キーワードをインターネット検索する人が大幅に増加し、香港やマカオではヨウ素入りの塩の買い占めが起きるなど汚染水放流によって影響が出ている。
27日、中国ECサイト「拼多多」によると、鮮魚やナマコ、カニなど各種中国産水産物の販売が100%以上増えた。キグチなど魚の販売は148%、エビ類やナマコの販売はそれぞれ130%、118%増加したことが分かった。
まるでジェットコースターに乗っているかのように価格が急に上がって下がった水産物もある。中国浙江省舟山でとれるワタリガニの場合、最近禁漁期が終わって本格的な漁労活動が始まり価格が急落したが、日本の汚染水放流直後は価格が急騰して連日最高額を更新していて販売量も122%急増した。