暗雲濃くなる対中輸出、品目・地域多角化で突破へ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.18 12:07
「冷たい中国経済」と「熱い米国経済」が韓国経済を揺さぶり続けている。17日、ソウル外国為替市場でのウォン相場は前日比5.2ウォン安の1ドル=1342ウォンで取引を終えた。終値基準で1ドル=1340ウォンを下回ったのは、今年の年内最低の5月2日(1342.1ウォン)以来初めてだ。
株式市場も乱高下した。同日、KOSPI(韓国総合株価指数)は前日より0.23%低い2519.85で取引を終えた。KOSPIは取引中2500台以下(2482.06)まで下がったが、午後に入って下げ幅を減らした。KOSPIが取引中に2500台を下回ったのは5月17日(2475.02)以来3カ月ぶりのことだ。アジア主要国の証券市場とレートも乱高下した。中国への輸出減少に対する懸念も市場不安を増大させた。政府は中国の影響を減らすため、「輸出多角化」に拍車をかけることにした。