岸田首相、靖国神社に玉串料奉納…韓国外交部「遺憾」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.16 06:37
日本の敗戦日である15日、岸田文雄首相が第2次世界大戦のA級戦犯が合祀された靖国神社に供え物を奉納した。一部の閣僚と国会議員は靖国神社を訪れて参拝した。
共同通信など日本メディアによると、岸田首相は同日午前、東京都千代田区靖国神社に玉串料を奉納した。「自民党総裁 岸田文雄」と記帳され、代金は岸田首相が私費で納めた。岸田首相は2021年10月の首相就任後、靖国神社に供え物を奉納したのは6回に達するが、参拝したことはない。日本の現職首相が靖国神社を参拝したのは2013年、当時の安倍晋三首相が最後だ。
岸田首相はこの日、東京武道館で開かれた「戦没者追悼式」で、日本のアジア諸国に対する加害事実や反省について言及せず、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と述べた。一方、徳仁天皇は「過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願う」と反省の意を明らかにした。天皇は毎年敗戦日に反省の意を示してきた。