【韓半島平和ウォッチ】門戸を広げるG7…韓国も果敢に加入の準備を(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.11 15:05
◆自由主義の国際秩序を維持する目的
機会の入り口が開かれる時期は不確かだが、着実に備える必要があり、次の事項を考慮しなければいけない。1つ目、我々の能力が整う適期に加入することが重要だ。あまりにも早ければ参加国の責任と負担が過重で、これを果たすのが難しくなる。一方、あまりにも遅れれば時期を逃すリスクがある。G7はほとんどすべての国際懸案を議題として扱うが、従来の参加国と所得の面で格差は狭まったとはいえ、蓄積の富の面では発展期間が短い韓国との差が大きいため、現在、我々の能力と状況では合わせるのが難しい部分もあることを考慮する必要がある。
2つ目、G7加入は韓国の外交が中堅国外交から西側の一員として先進国外交をすることになるという点で、我々の外交パラダイムの大きな変化を意味する。国力は先進国外交をするレベルになったが、分断国・対外依存度・地政学リスクなど脆弱性も大きいという点で、G7加入による戦略的自律性の制約をどう解決していくのかも考慮しなければいけない。