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インフレ抑制法にも合わせ、中国ともうまくやる…韓国バッテリー、際どい綱渡り

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.09 12:01
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米中の覇権争いの中で韓国のバッテリー企業は双方を逃さないよう際どい綱渡りをしている。米インフレ抑制法の恩恵を得るために孤軍奮闘すると同時に中国とも協力関係を固める姿だ。

LGエネルギーソリューションは8日、世界1位のコバルト生産企業の中国華友コバルトと廃バッテリーリサイクリング合弁法人を設立したと明らかにした。

 
新設法人は中国で廃バッテリーからニッケル、コバルト、リチウムなどの核心鉱物を回収して再びバッテリーを製造する事業を行う。前処理工場(廃バッテリー加工)は江蘇省南京市に、後処理工場(金属抽出)は浙江省衢州市にそれぞれ建てる計画だ。LGエネルギーソリューションは4月に中国のリチウム企業の雅化とモロッコでの水酸化リチウム生産に向けた了解覚書(MOU)を締結しており、それに続く別の中国企業との協力だ。

SKオンはすでに3月にエコプロマテリアルズとともに中国のバッテリー素材企業の格林美(GEM)と組んで全羅北道(チョンラブクド)のセマングムに前駆体(ニッケル、コバルトなど各種金属を混ぜた正極材の素材)工場を設立することにした。3社が1兆2100億ウォンを投資して年産5万トン規模で年内に着工し、来年には完工する計画だ。

素材企業も中国との接点を増やしている。LG化学は中国華友コバルトと合弁で1兆2000億ウォンを投じて年産10万トン規模の前駆体工場をセマングムに作ることにした。ポスコホールディングスとポスコフューチャーエムは世界1位の前駆体企業である中国CNGRとそれぞれ硫酸ニッケル生産ラインと前駆体工場を慶尚北道浦項(キョンサンブクド・ポハン)に作る計画だ。総額1兆5000億ウォンを投資して2026年に量産を始めるのが目標だ。

これまで韓国のバッテリー関連企業は米国に積極的に進出してきた。北米で最終組み立てした電気自動車にだけ税制優遇をあたえるインフレ抑制法の支援を受けるためだった。LGエネルギーソリューションはGM・ホンダとそれぞれ組んで北米にバッテリー工場を作るところだ。サムスンSDIがGM・ステランティスと、SKオンがフォードとそれぞれ提携した状態だ。

その一方で中国企業との協力を増やす戦略を使っている。世界1位の電気自動車市場である中国の規模のためだ。業界関係者は「巨大な中国市場に背を向けることはできないだけでなく、中国との協力が東南アジアなどに進出する足がかりにもなる」と説明した。

リチウムやコバルトなど主要鉱物と前駆体など核心素材の中国依存度が高い点も重要だ。比較的環境規制が緩い中国では鉱物採掘・製錬企業の動きが活発だ。韓国貿易協会によると1~5月に韓国企業がバッテリー原料・素材を最も多く輸入した国は中国だった。硫酸コバルトは全量、前駆体は97.5%を輸入するなどその割合もとても高い。

中国企業も積極的だ。ブルームバーグによるとこの4カ月間に中国企業が韓国の新規バッテリー工場に投資することにした金額は総額5兆1000億ウォンに達した。ブルームバーグは「中国が米国市場に接近するために韓国の産業を利用しようとするもの」と解説した。米国と自由貿易協定(FTA)を結んでいる韓国でバッテリー素材を作り米国の自動車メーカーに輸出すればインフレ抑制法の税制優遇を受けられる可能性が大きいためだ。

懸念の声も出ている。米国政府が中国の「迂回進出」をどこまで許容するか注視しているためだ。最近米下院が中国CATLと合弁に出た自国の自動車メーカー、フォードに対する調査を始めただけに、中国との合弁企業に対してはいつでも規制を受ける恐れがあるとブルームバーグは伝えた。

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