米中が先を争い自国の自動車産業を保護…韓国の自動車とバッテリーの進む道は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.02.28 17:59
中国と米国が先を争って自国の自動車産業保護案を出している。世界1位と2位の自動車内需市場を持っている国が垣根を厚くし、韓国の輸出の柱である韓国製自動車がサンドイッチ状態に転落しかねないとの懸念が出ている。
中国工業情報化部のホームページによると、中国政府は最近電気自動車の廃バッテリーリサイクル体系の構築、核心素材と部品の供給網確保、電気自動車スマートファクトリー支援などを盛り込んだ「新エネルギー車産業強化計画」を出した。
自動車業界はこれに対し電気自動車産業に対する中国政府の自信と自国企業の競争力強化の意志を明確にしたものと解釈する。中国政府は14年間続いた電気自動車メーカーに対する補助金を今年初め電撃的に廃止した。政府支援がなくても市場が独り立ちできると判断したものと分析される。実際に昨年中国の新エネルギー車販売台数は600万台を超えた。