北朝鮮の新型無人機、悪天候の中で飛行、対内外に技術力誇示
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.07.29 10:14
北朝鮮が悪天候の中でも戦略無人偵察機「セッピョル4型」と攻撃型無人機「セッピョル9型」など新型無人機を閲兵式(軍事パレード)で公開し、技術レベルを対内外に誇示した。2年前に北朝鮮が開発すると公言した無人機がいつのまにか実体的な脅威になったと懸念されている。
朝鮮中央通信など北朝鮮メディアは28日、「戦勝節(韓国戦争停戦協定記念日)」を迎えて27日夜に平壌(ピョンヤン)で閲兵式が行われたと報じた。公開された写真によると、今回の閲兵式では新しい武器の「サプライズ」公開はなかったとみられる。しかし2種類の無人機と核無人水中攻撃艇「ヘイル(=津波)」が相次いで登場し、注目を集めた。特に北朝鮮は無人機を車両で移動させるだけでなく、実際の飛行までも公開した。朝鮮中央テレビも「セッピョル4型とセッピョル9型が金日成広場200メートル上空を飛行した」と伝えた。