韓国の純対外金融資産1000兆ウォン…IMFは「家計負債縮小必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.24 10:22
昨年の韓国の国内総生産(GDP)比の純対外金融資産が1年前より10ポイント近く増えた。対外支払い能力を示す韓国の純対外金融資産は1000兆ウォン(約110兆円)水準だ。国際通貨基金(IMF)は韓国が健全な対外支払い能力を維持するために家計負債規模を縮小する必要があると助言した。
IMFが19日に刊行した「対外部門評価報告書」によると、韓国の純対外金融資産規模は昨年基準で国内総生産(GDP)比46.3%となった。2021年の36.4%より9.9ポイント増えた。純対外金融資産は国内居住者の海外投資(対外金融資産)から外国人の国内投資(対外金融負債)残高を差し引いた数値だ。IMFは「韓国人の海外直接投資増加などが影響を及ぼした」と解釈した。