「気温1度上昇で性暴行6%増加」…極限気候の背筋が凍るような警告(1)
猛暑と大雨、干ばつと洪水を行ったり来たりするような極限気候が世界を脅かしている中で、極端な異常気象が人命・財産被害を引き起こすだけでなく、さまざまな形の犯罪と暴力行為にもつながっているという警告が出ている。深刻な暑さが人間の攻撃性・暴力性を刺激し、洪水・干ばつなど災難による貧困などが女性や子どもを家庭暴力、性暴行の危険にさらすという指摘だ。
世界経済フォーラム(WEF)は昨年発表した報告書「猛暑と精神健康」で「気候の変化が2090年までに全世界の犯罪率を最大5%増加させるだろう」と警告した。ここ10余年間で米国・欧州の学界からはWEFの報告書のような天気と暴力・犯罪の相関関係を分析した研究が次々と発表されている。