韓国中部・舒川に押し寄せた豪雨のゴミ1000トン、船の出航も困難
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.21 08:45
19日午後、忠清南道舒川郡西面新合里(チュンチョンナムド・ソチョングン・ソミョン・シンハムニ)の海岸は、腐ったゴミの臭いが鼻を刺した。5キロメートルに及ぶ長い砂浜は幅が5~10メートルほどのゴミの山でいっぱいだった。木の枝と草の根、プラスチック、廃タイヤが混ざり合い、さらには動物の死体まで転がっていた。
忠清南道西海岸がゴミに苦しんでいる。ゴミの大半は先週末、忠清圏に降った大雨の影響で錦江(クムガン)で流れてきたものと確認された。舒川郡は、数日間で押し寄せたゴミが1000トンに及ぶと推定している。新合里の住民、チョ・ギュジクさん(75)は「前回詰めたごみ袋もまだ片付けが終わっていないのに、こんなに大量のものをいつ片付けるのか」とし「このままでは夏が終わってからやっと片付けが終わるのではないか」とため息をついた。