韓国の家計負債規模と増加速度が世界2位…緩いDSR原因
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.18 10:02
昨年韓国の家計負債負担水準と増加速度が主要国のうち2番目に高いことがわかった。韓国銀行が2021年8月から基準金利を上げ始めて所得水準に対し貸付元金と利子が増えた影響だ。韓国銀行が基準金利を3.5%で据え置いて息抜きしているが停滞した家計負債が最近再び増加しており適切な管理が必要だとの指摘が出る。
国際決済銀行(BIS)が17日に明らかにしたところによると、昨年の韓国の家計部門の総負債元利金償還比率(DSR)は13.6%で、主要17カ国のうちオーストラリアの14.7%に次いで2番目に高かった。韓国の家計所得に対し返済しなければならない元利金の比率がそれだけ高いという意味だ。2021年にはノルウェー、デンマーク、オランダより低い5位だったがこの1年で3段階上昇した。また、2021年の12.8%と比較すると1年間で0.8ポイント上昇したが、増加速度もやはりオーストラリアの1.2ポイントに次いで急だった。