「ネズミのふん」という皮肉ものともせず…中国・ロシアに立ち向かう「NATOのダビデ」リトアニア(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.13 09:24
北欧バルト海の小国リトアニアが北大西洋条約機構(NATO)首脳会議を開催し国際政治の中心地に浮上した。12日まで2日間にわたり首都ビリニュスでNATO首脳会議を開催したリトアニアは韓半島(朝鮮半島)の面積の30%、人口は280万人にすぎない。しかし独立して32年、NATO加盟から19年で31カ国首脳会議を成功裏に開催し存在感を誇示した。米中対立、ロシアのウクライナ侵攻などで国際情勢が混乱する中でリトアニアは米国など西側から「欧州民主主義のマジノ線」として注目されている。
バイデン米大統領は11日、ビリニュスでリトアニアのナウセーダ大統領と会った後、「過去米国議会でNATO拡張に対する論争が広がった時、私は価値が非常に高かったリトアニアなどバルト諸国がNATOの一員になるべきと強く主張した。(4月に加盟したフィンランドを含む)31の加盟国が初めて集まる重要な時期に歴史的な首脳会議を開催したリトアニアに感謝する」と話した。