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米体操代表チームのセクハラ主治医、終身刑服役中に刃物で10回刺される

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.11 09:37
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米国体操代表チーム主治医だった時、女性選手をセクハラした容疑で終身刑を受けて服役中のラリー・ナサール受刑者が刑務所で数回刃物に刺されたとAP通信、NBC放送などが10日(現地時間)、報じた。

ナサール受刑者は前日、他の収監者と言い争う中でこのようなことが起きたと刑務所労組関係者がメデイアに伝えた。ナサール受刑者は首や背中などをそれぞれ2回、胸部を6回刺された。肺は損傷しているが現在は安定した状態だと米国メディアが伝えた。他の収監者や刑務官には負傷者はいなかった。

 
これに先立ち、米国体操代表チームの主治医だったナサール受刑者は2016年11月、性犯罪容疑で逮捕された。被害者は約330人を越える。

ナサール受刑者は1986年から30年間、代表チームの主治医として仕事をしながら女性選手に常習的に性犯罪を犯し、2016年被害者が相次いで証言が出たことで捜査を受け、2018年性的暴行などの容疑で事実上終身刑を受けて服役中だ。

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