強制徴用第三者弁済供託、裁判所で相次ぎブレーキ…韓国外交部「類例ないこと」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.06 07:21
「第三者弁済」解決策を拒否した日帝強制徴用被害者4人に対する賠償金を裁判所に供託しようとしていた韓国政府の試みに相次いでブレーキがかかった。ついに供託受理の可否を法廷で判断することになった。
5日の法曹界によると、光州(クァンジュ)地裁は3日、強制徴用生存被害者である梁錦徳(ヤン・グムドク)さん、李春植(イ・チュンシク)さんに対する日帝強制動員被害者支援財団の賠償金供託申請をそれぞれ不受理と差し戻しとした。財団は日本の被告企業の代わりに賠償金を弁済するための手続きを進めた。梁さんの件は「当事者の意思表示により第三者の弁済を許容しない時には第三者は債務を弁済できない」という民法第469条が、李さんの件は書類不備などがそれぞれ不受理と差し戻しの根拠だ。