好調という韓国バッテリー、5カ月連続の貿易赤字
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.23 09:22
電気自動車に搭載される韓国産二次電池「Kバッテリー」の海外進出は目覚ましい。しかし海外からのバッテリー逆輸入が増え、貿易収支は赤字だ。
韓国貿易協会が5月のリチウムイオン蓄電池(二次電池)輸出入統計を分析した結果、貿易収支は2億4000万ドル(約343億円)の赤字となった。赤字規模は過去最大だ。輸出(5億8900万ドル)は前年同月比で2.6%減少したが、輸入(8億2900万ドル)は同比112%増えたからだ。
二次電池の貿易収支は統計を出し始めた2012年に16億ドルの黒字を出した後、毎年黒字が続いてきた。2019年に34億2900万ドルの黒字でピークに達したが、昨年は16億4600万ドルの黒字に半減した。そして今年に入って5カ月連続で赤字を出している。累積赤字は7億1600万ドルにのぼる。