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韓日関係改善の役割論掲げたバイデン大統領「中国、いや韓国」また失言

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.21 07:09
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バイデン米大統領が韓日関係改善を自身の外交成果に掲げた。米国の水面下での役割を強調しながらだ。

バイデン大統領は19日午後、カリフォルニア州ロスガトスで開かれた行事で、「われわれは同盟国をまたひとつに集め、世界をひとつにまとめるためにとても熱心に努力した」として最近の韓日関係改善をその事例に挙げた。

 
彼は「前例がないこと」としながら「第2次世界大戦以降久しぶりに日本と韓国が和解した。状況が変わっている」と話した。その上で「欧州でも北大西洋条約機構(NATO)の結束力などと関連し状況が変化している。(日米豪印4カ国による安全保障の枠組みである)クアッドも稼動中」とバイデン政権の外交的な成果を羅列した。

これに対し専門家の間ではバイデン大統領の「アメリカ・イズ・バック(米国は戻って来た)」という就任第一声を思い起こさせる発言という見方が出ている。再選への挑戦を公式化した状況で世界の外交舞台で米国の影響力を正常化するなど自身の大統領選挙での公約が順調に進んでいることを強調した形のためだ。

特に来年の大統領選挙でトランプ前大統領と正面対立する可能性があるだけにトランプ政権時代に深まった同盟との不和を改めて想起させた内容という分析もある。米クイニピアック大学が14日に発表した世論調査結果によると、バイデン大統領とトランプ前大統領の対決で支持率は48%対44%で薄氷だ。

一方、バイデン大統領はこの日の演説で韓日関係改善に言及する際に途中で言葉に詰まり、日本の和解対象を「中国」と話した後すぐに「韓国」と訂正したりもした。80歳で高齢のバイデン大統領が再び失言をしたことで支持者の懸念を買っていると現地メディアは伝えている。

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