韓日中の記者が東大寺の石畳の上に並んだ理由(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.03 15:12
奈良県奈良市にある東大寺に入るには木造の巨大な南大門を通過する。赤、緑、黄の以前の色を保存している内側の建物とは違い、この南大門は木の本来の色を維持している。歳月を感じさせる門の越えれば、過去へ向かう旅行の出発ラインで気持ちを整える感じだ。
先月、この門を通過しながら日本人の同行者に尋ねた。「以前の姿に合わせて繰り返し塗るのがよいのか、それともこのように時間の経過に共に置いておくのがよいのか」。返答はこうだ。「良い悪いの問題ではないようだ。歳月をそのまま見せるのが日本らしい点だ」。うなずきながら考えた。完ぺきな再現だけが威厳を表すのではない。時間の経過と自然というものが与える教えがある。