【コラム】絶えない伴侶犬虐待行為=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.03 10:52
今年3月6日、記者が訪れた京畿道楊平郡(キョンギド・ヤンピョングン)「伴侶動物虐待現場」は凄惨だった。1200頭余りの伴侶犬の死体が見つかったところだ。警察捜査によってポリスラインが張られた廃品回収場には白骨状態か、剥製のようにこびりついたプードルなど伴侶犬数百頭の死体が至るところに散在していた。複数の大型たらいにも伴侶犬の死体が押し込まれていた。
この事件は同月4日、近隣住民が迷子になった自分の犬を探しているとき、Aさん(60代男性・拘束)の自宅内部の現場を発見して動物権団体に知らせたことで明らかになった。この申告がなかったらこのような恐ろしい伴侶動物虐待行為が続いていた状況だった。警察の取り調べの結果、Aさんは2020年6月から最近まで愛犬競売場などから商品価値の落ちた伴侶犬を1頭当たり1万ウォンほどで連れてきて餓死させて殺したことが明らかになった。