日本の外交官と食事し突然逮捕された中国のジャーナリスト…「スパイ容疑で起訴」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.25 17:07
昨年北京の繁華街で昼食の途中で当局に連行された中国共産党傘下新聞社の高位幹部がスパイ容疑で起訴される見通しだと米ニューヨーク・タイムズが24日に報道した。中国当局は共産党機関紙光明日報の董郁玉論説副主任(副主筆)に対しスパイ容疑を適用して拘束起訴するだろうと先月彼の家族に通知した。ニューヨーク・タイムズは「董氏は中国社会に対して批判的な見方を隠さなかった人物」と評価した。
同紙によると、董氏は昨年2月21日に北京市内のホテルで日本の外交官と昼食をともにしていたところを突然逮捕された。彼が捕まったのは天安門広場から徒歩10分の距離である北京の中心部だ。ワシントン・ポストは「董氏とともに食事をしていた日本の外交官も連行されて数時間調査を受け、日本政府が中国に謝罪を要求して抗議した」と報道した。このことは当時「中国の日本外交官逮捕事件」として知らされたが、日本の外務次官が東京駐在の中国大使代理を招致する外交対立事態に広がった。当時中国の華春瑩報道官は「日本の外交官が任務を抜け出した活動をした。法律と規定により尋問を進めたもの」と説明した。