韓国各地でチョンセ詐欺多発で悲鳴…「社会的災害レベル」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.21 10:32
「賃貸人に不動産があるにもかかわらず個人ではなく法人名義なのでチョンセ保証金被害者は権利を行使できないと言われました。保証金を返してもらえるのか、先が真っ暗です」
新社会人の20代AさんがBさん所有の釜山市釜山鎮区(プサンシ・プサンジング)のオフィステル(住居兼オフィス物件)に入居したのは2021年8月のこと。広さ26平方メートル(8坪)のワンルームをチョンセ保証金9000万ウォン(約912万円)(内8000万ウォン銀行借入)で2年間契約した。(チョンセとは、入居の際に入居者が一括で保証金を預けて住宅を借りる賃貸方式のこと)ところが同年10月オフィステルの建物(69世帯)が競売にかけられるという話を耳にした。所有主Bさんの債務のためだった。