地下100m「金正恩のバンカー」も打撃…尹大統領が言及した超高性能兵器
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.19 17:58
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が19日にロイター通信とのインタビューで「監視・偵察・情報分析能力を強化し、超高性能・高出力兵器を開発中」と明らかにしたのは、現政権が強調する「3軸体系」の核心戦力を念頭に置いたものと分析される。ここには秘匿事業として開発が進行しているこれら兵器の早急な戦力化を示唆しているという解釈も出ている。
3軸体系のうち大量反撃報復概念(KMPR)の観点で見れば超高性能兵器として「玄武5」がまず挙げられる。昨年の国軍の日記念式映像で初めて飛行する姿が公開されたこの弾道ミサイルは8トンの弾頭を搭載してマッハ10以上の速度で目標物を打撃する。前政権でなされた韓米ミサイル指針改定を通じて弾頭重量制限がなくなり韓国軍当局はこの「怪物ミサイル」の開発に拍車をかけている。弾頭重量8トンは世界の在来式ミサイルで最大級と評価される。地下100メートル以上の深さにある金正恩(キム・ジョンウン)委員長のバンカーも打撃が可能という話だ。