韓日米「北朝鮮ミサイル」の糾弾にも···中露の反対で安保理が無力化に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.14 09:41
北朝鮮が13日、中距離級以上の弾道ミサイルを発射したことに対して、韓日米が口をそろえて強く糾弾した。3カ国は「北朝鮮が国連安全保障理事会の決議に繰り返し違反した」とし「国際社会の断固として団結した対応」を強調した。しかし、北朝鮮の核・ミサイル挑発を制御する安保理の機能が事実上無力化しており、北朝鮮に対する国際社会の警告の実効性には限界があるという指摘が出ている。
韓国外交部は同日、金健(キム・ゴン)韓半島(朝鮮半島)平和交渉本部長が成金(ソン・キム)米対北朝鮮特別代表、船越健弘北朝鮮核首席代表と3カ国の電話会談を通じて「北朝鮮のミサイル発射が多数の安保理決議に対する明白な違反だと指摘し、強く糾弾した」と明らかにした。また「北朝鮮が昨年から前例のない挑発と威嚇的な発言を続け、韓半島および域内の平和と安定を持続的に脅かしていることに深刻な懸念を表明した」と伝えた。