米国、極超音速ミサイル探知衛星を初打ち上げ…中露朝の脅威に対応
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.04.04 07:52
米国防総省傘下の宇宙開発庁(SDA)が2日(現地時間)、極超音速ミサイルを探知・追跡するための人工衛星を初めて打ち上げた。ロシア、中国、北朝鮮の極超音速ミサイル脅威に対応するための措置と解釈される。
SDAはこの日、声明を出し、「低地球軌道で先端ミサイルの脅威の追跡を含め、弾力的なネットワーク機能で戦闘機を支援する『トランシェ(Tranche)0』の初打ち上げに成功した」と明らかにした。この日、米カリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地で該当人工衛星10基を搭載したスペースXの「ファルコン9」ロケットが打ち上げられ、該当衛星は約1000キロの軌道に無事に到着したと、SDAは伝えた。